PSoC Expressデモ基板でCapsense CSDを使用する


【Capsense】PSoC スレ  其の四【USB】より



547774ワット発電中さん :2007/07/01(日) 22:41:18 ID:FtV8NMN+
先週のセミナーからこっち、仕事もしないでPSoC Expressで遊び続けているw

>>525
>あとデモボードでCapsense CSRの不安定度合がわかって逆に良かった。
>知らずにやってたら、楽なCSRからやってたと思うし。
>CSD試すのに、CY3213A-Capsense評価キットって買った方が良いの?

セミナーではCapsenseのCSRアルゴリズムで実習したが、あの配布基板のままでも
ピンヘッダ・コネクタにCRを足してCSDアルゴリズムが試せた。

足す部品と場所はコレ:

C: 0.001uF(102)〜0.01uF(103)くらいを、J9の4番と8番に。
R: 5K〜10Kくらいを、J7の4番とJ9の8番に。

足した様子はコレ:

ttp://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/capsense/img/pic1.jpg  J9に無理矢理C(103)とR(5.6K)を突っ込む
ttp://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/capsense/img/pic2.jpg  こういう線を用意して
ttp://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/capsense/img/pic3.jpg  J7とRを接続

548774ワット発電中さん [sage] :2007/07/01(日) 23:33:19 ID:FtV8NMN+
CSDを使用する場合、PSoC Expressのプロジェクトに配置するドライバは
CSD PropertiesとCSD Buttonで、使い方はCSR Properties, CSR Buttonとほぼ同様。

Build時のピン割り当ては、CSD_ModulatorCapPinを31:P0[3]に、
CSD_FdbkResistorPinを11:P1[1]に割り当て。このピン割り当てはなぜか
記憶されないので、Buildするたびに割り当て操作を行う必要がある。
これ以外のピン割り当てはCSRの場合と同じ。

実際にCSRとCSDの両方を使ってみると(と言っても、フラッシュ容量の都合か、
両方同時に配置はできないが)、センサ入力値のバラつきはCSRよりCSDのほうが
明らかに小さい。

CSRは指を固定しているつもりでも入力値がけっこう大きく変化するのに対して、
CSDでは指からセンサ電極までの距離に応じてリニアに入力値が変化する感じ。
確かにCSDのほうが検出が確実そうだと思う。

550774ワット発電中さん [sage] :2007/07/02(月) 00:05:41 ID:FtV8NMN+
CSRでボタン入力を行うPSoC Expressサンプルプロジェクト:
ttp://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/capsense/bin/csrtest.zip

セミナー配布基板の左上のCapSenseパターンのあるPSoCを使用。
ボタンON検出時にD19が点灯。センサ入力値に応じてD15〜D20の5個のLEDが順次点灯。
I2Cでセンサ入力値を外部供給可能。(I2Cジャンパは不要。)


CSDでボタン入力を行うPSoC Expressサンプルプロジェクト:
ttp://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/capsense/bin/csdtest.zip

セミナー配布基板の左上のCapSenseパターンのあるPSoCを使用。
ボタンON検出時にD19が点灯。センサ入力値に応じてD15〜D20の5個のLEDが順次点灯。
正常動作のためには、>>547の内容でCRの追加が必要。
I2Cでセンサ入力値を外部供給可能。(I2Cジャンパは不要。)


I2Cでセンサ入力値を取得して表示するPSoC Expressサンプルプロジェクト:
ttp://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/capsense/bin/csmaster.zip

セミナー配布基板の右下の7セグLEDのあるPSoCを使用。
I2Cでセンサ入力値を取得して表示する。(I2Cジャンパは不要。)
プッシュSWを押すたびにD10, D11, D12のうち1つが順次点灯。
D10点灯時にはCSR/CSDのBaselineプロパティの値を表示。
D11点灯時にはCSR/CSDのDifferenceプロパティの値を表示。
D12点灯時にはCSR/CSDのRawCountプロパティの値を表示。

注意:
csmasterをBuildする場合、その前にPSoC Expressの構成ファイル

Program Files\Cypress MicroSystems\PSoC Express\Maker Application Catalog\Channels\I2Cm\I2CmSharedChan.xml

の22行目(「ORDINAL="12"」の行)を削除、23行目(「ORDINAL="13"」の行)の
「SDAPIN="Port_1_6"」を「SDAPIN="Port_1_5"」に書き換えてからPSoC Expressの
再起動が必要。

このxmlファイルを書き換えずにBuildを実行するとエラーになる。

PSoC Expressの標準状態では、I2C Slaveで選択できるSCL/SDAピンが、なぜか
I2C Masterでは選択できない。それを選択できるようにするためのファイル書き換え。

552774ワット発電中さん [sage] :2007/07/02(月) 00:32:26 ID:8qXciSnJ
あ、>>550で書き忘れてましたが、CapSenseパターンのうちボタンとして
使用するのは「1」です。

CSDの概要は ttp://www.cypress.com/design/AN2394 を参照。


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